2011/04/27

肉と野菜の違い。



根っこから育てたチンゲンサイ。

上の部分はとてもおいしく食べるので、お礼にいつも根っこの部分を土に戻している。ただの趣味だが、とても好きな趣味。
花が咲いて、花のにおいを楽しんで、ハチやチョウチョが来て、野菜達の周りはいつもにぎやか。
食べるだけでなく、すべてを使い切ってしまうのではなく、
一緒に過ごしたいと思う。

チンゲンサイも小松菜も、人参も、カブだって、どんな野菜もスーパーに売られて、買って、食べて、捨てられるのを見ていられない。。。

毎日食べる野菜の一部がイキイキと花を咲かせて、
次の世代へとつながるのを見ると生命のシステムは美しいと感じる。

自然と生きるという意味は、自分と素直に生きることにもつながる。私たちも地球から生まれたのだから。
そして、自然と生きていく上で、ローフードやスローフードに変えたって、オーガニック食品を食べたって、野菜中心の食事にしても何もあまり変わらないと思う。人は基本自分が良ければ良いと思って社会のシステムを作り上げて来た。人間が今まで暮らしてきた方法を今の地球に住んでいる私たちが、変えていかなければ、昔の考えを受け入れていることになってしまう。

空気も、水も私たちが作ったものではないのに、
当たり前に使って、当然のことのように、使い続けている。

人間の数が約60億

人間1人の細胞が約60兆個

そして1人の胃の中に約100兆個の細菌

地球という生きた惑星にいる生物数だけで、500万種以上と言われている。

人が小宇宙の多さに気がついたら、
人間だけのための社会システムは必ず変わっていくだろう。


肉を土に埋めて、鳥、豚、牛が生まれて来たらぜひ教えてほしい。
野菜は必要な分だけもらって、土に戻せば、また花を咲かせて、実をつける。
肉と野菜の大きな違いは、命だろう。
私にとってはどちらも大切。

あなたはどう生きるのだろう?
もしできるなら、
情報に惑わされず、小さい頃からの習慣、食生活にとらわれず、
自然と共存の道を歩んでいってほしい。