2018/01/12

星の王子さま




たまたま、星の王子さまを読み返したら、
こんな文章が。
6歳の時に書いた、作品第一号"ボアの絵"についての部分。
「この人は聡明かなという相手に会ったとき、
ぼくはいつも持ち歩いていた作品第一号を見せることにしていた。
本当に思いの通じる人に会いたかったのだ。
でも、答えはいつも同じだった ー "これは、帽子ですね"。
そうなるともうボアのことや原始林のこと、星のことなんか話をする気になれない。
ぼくは相手に合わせて、ブリッジの話やゴルフのこと、政治やネクタイの話をした。すると大人は、きみは話の分かる奴だといって喜ぶのだ」



ボアがゾウを消化しているところが大人に分からないのだろう?
長く生きている間に固定概念で頭でっかちになったのかもしれない。

サンテグジュペリはこんな言葉で表現しています。


じゃ秘密を言うよ。
簡単なことなんだ。

ものは心で見る。
肝心なことは目に見えない。

心で見たら景色も人も変わるだろう。