ヨガで身体が柔らかくなったからって、筋肉がついたって、食べ物の好みが変わったって、ヨガの知識がどれだけ増えたって、生き方は変わらない。
どの仕事を選んでも、いつかはいつか終わる。
この地球のすばらしいところは、"ずっと続く"という現象が起きないということ。
どのように生きても人生が終わるなら、自分の望む道を進めばいい。
どのような仕事を選んでも人生が終わるなら、自分の望む仕事をすればいい。
どのような伴侶を選んでも人生が終わるなら、妥協せずに、自分の望むパートナーを選べばいい。
"寂しい"とか、"もういい歳だから"、"この相手なら生活が安定するから"とか妥協はしないでほしい。
どのように生きてもやがて終わる。
だからこそ、私たちの五感は地球が美しいと感じるのかもしれない。
季節の移り変わりには、いつも始まりと終わりがあり、ずっと続いている訳ではなく、いつかはそれも終わる。違う生態系に変わるかもしれない。
そんな中で、頭で自分の人生についてあれこれ考えて、いつの間にか歳をとって終わりを迎えるくらいなら、自分の望むように進んでいけばいい。
少し残念なのは、自分のことさえ分からない人が多いこと。
そして、そのまま、分からないまま、恐怖や不安や、不安定さを抱えたままいると、人としてのダルマを生きていくことさえ忘れてしまう。
ヨガで生き方が変わるなら、それは人間としての道を歩みだした時だろう。
朝日を前にピレネー山脈を見渡す。ここをベースに登山、キャンプして、
果てしないほど大きくて小さい山を越えていく。
すべてを包み込むやさしい光で、すべてが朝の準備をしはじめる。
時の移り変わりは、儚く、永く、美しい。
皆がもう少し自然に生きれば、平和になるだろうに。
果てしないほど大きくて小さい山を越えていく。
すべてを包み込むやさしい光で、すべてが朝の準備をしはじめる。
時の移り変わりは、儚く、永く、美しい。
皆がもう少し自然に生きれば、平和になるだろうに。
